top of page

じゃない京都

京都の冬は寒いとよく聞きます、

厳密には寒さの質が違うと感じます

芯から冷える京都と

表面から寒さをぶつけて来る東京って感じです

※結果、どっちも嫌だ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「じゃない京都」


お店づくりをする上で、傾向と対策なんてことは当然考えまくるわけで

その土地のクセとか流行りは多少なりとも理解しておかなくてならなくて

街を歩きながらキョロキョロする癖があって、

それは脳内で他所のお店さんの営業をシミュレーションしてます

※落ち着きがないわけではない、でもそういう部分はなくない



そんな感じでこれまでの感想をまとめると、

京都の飲食店って大きく分けると僕的には4種類

※大型店でウォークイン主体の業態は個人店として参考にならないので省きます



①コンテンツ超特化型

②コンセプトサブカル雰囲気型

③コンセプト2way型

④コンテンツブラッシュアップ型



京都は狭い中で飲食店がひしめき合ってシノギを削りあっている状況  

※渋谷より狭いと思う


そんなこともあって、

とんがった個性も2wayもひしめき合う京都で勝ち抜くためのアイデア


そんな中、僕の考えはやや④に当てはまります 

※やや



そして古き良きを大切にして伝統的な京都の料理をコンテンツとし提供するお店さんは沢山あります


京都の季節を全面に押し出す食材としては、京野菜や竹の子や鮎や鱧あたりは有名すぎですねで、ピンと来ました

※ピンとくるのピンって何?


ないものを欲しがるってのは当然ではあるものの、

超特化型をするアイデアも勇気も僕にはないw


とは言え、

消去法ではなく確信を持ってブラッシュアップ型を目指すわけですが

それも店の形状と業態と自分のキャラをキチンと踏まえた上でのちょうどいいを模索


それが「じゃない京都」


ということで、京野菜も鮎も鱧も全面に押し出したメニューは滅多にやりません


だって京都だったら他所のお店さんでも美味しく食べられるし、すぐに比較されてしまう

というのが本音



もう一つは


2日連続外食をしたとして、

昨日は和食だったから今日はイタリアンにしようって来てくれたのに京野菜と鮎と鱧のイタリアンを作っていたら、お客さんも「あぁぁぁ…」ってなっちゃう


そもそも京都感を僕が出したところで弩級の【にわか】も甚だしいからねっ 

※エセ関西人・インチキ関西人と西で東で言われた経験ありなので、全然違う形で表現したりはします 

※すぐピューレにしようとするから気をつけてるどちらにしても見た目も香りも味も楽しいイタリア料理式にしています 

※つもりです



産直が自慢の京都のイタリア料理屋なので。


ま、坪庭がある京町家な店舗で和室の時点で京都感で言えばアドバンテージ半端ないのできっと大丈夫w



Comments


bottom of page