コスパという言葉の呪縛
呪術廻戦って言いにくい
※きゃりーぱみゅぱみゅの次くらい
※東京特許許可局が最強
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コスパ≠安価
間違いがちな部分
コストは原価
売値と原価
その原価を抑えるために工夫してより良いものを価格を抑えて提供する
価格より価値を高く感じるものがコスパが良いもの
それがいつの間にか
【コスパ】=【安価なものを売るために安い原価でギリギリ良いものを作る】
間違いではないんだろうけども
もちろん、それで上手くいっているところも沢山あって本当にすごいなぁと感心する
呪縛のようにみんながコスパと口にする、
安価にしないとうまくいかない、
もはやこれは呪いで勘違い
自分のやりたい事がどの層に響かせたいのかを明確にしてコストを考える
伝えたいジャンルをそのファン層に愛されるためのコストコントロール
不特定多数の全てを受け入れてみんなに愛される店作りをしたとしても、
結果的には価格帯に対しての客層に絞られてくる
そりゃ誰からも愛されたいけれども、システムに無理が出るし空間を共有するお客さんの間で歪みが出る
酎ハイ飲んで爆盛り上がってる隣の席では3万円のフルコースは美味しく味わえない
※そんな事はないっていう人もいるけど絶対無理だし良いサービスもできない
価格帯に対しての外食の価値観は違う
これは好みのコミュニティの違いだからここはキチンと棲み分けをするだけ
クオリティを上げていく為に必要なのは考える時間をどれだけ捻出できるか
余計なものを削ぎ落としてパフォーマンスを高くするって大事
原価と売値に対して必要以上なディティールは時間の無駄ってこともある
※時間をコストに入れてますか?
人件費や食材の原価を下げるのではなく
、クオリティを圧倒的に高めてコスパを上げる
コスパが良い=価格以上の品質や価値の高さ
どうしても原価が上がってくるのでアレルギー的に拒否反応を起こしがちだけど、
それを良いものと提案するのが腕の見せ所
外食コミュニティの棲み分けをして、それに合わせたコストの使い方を計画する
手数と時間と素材とスキルとサービスがコスト
コストをかけるかけないは売値次第
売値に対してスキルなどが高く思えたものはコスパが良いものに必然的になる
知人の言葉を借りるならバリューパフォーマンス
コストパフォーマンスからバリューパフォーマンスが高い満足感へ
料理人の地位向上にもつながる価値の作り方がこれからは大切だと考えます