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ソムリエ2次試験対策【心構え編】

コーラとアイスを買ってきて自家製コーラフロートを楽しんでいたら、シェフに「キモイ」と言われた小谷です。


さて、今日はもうすぐソムリエ試験本番を迎える皆さんに役立つ内容をお届けします。

今回は2次試験の対策についてです。

1次試験を受けている方には少し早いかもしれませんが、今のうちから意識しておくと良いことをお伝えします。


まず、ソムリエ2次試験で求められているのは、

『ブドウ品種を当てること』ではなく、正しいテイスティングフォームでワインの特徴を正確に捉えることです。


この試験は、ワインの深い理解と分析力を試すものであり、単なる品種の当てっこではありません。


ここでは、試験対策として避けるべきNG行動と、今から意識すべきポイントについて詳しく解説します。


 

避けるべきNG行動


① 試飲会に行きすぎる

試飲会に頻繁に参加すること自体は魅力的に思えますが、実際には量よりも質が重要です。

試験対策としては、多くのワインを試すよりも、一つ一つのワインとしっかり向き合うことが大切です。

試飲会で提供されるワインは様々ですが、その場の雰囲気に流されてしまい、テイスティングが雑になりがちです。

また、他の参加者や主催者との会話が多い場合、集中してテイスティングするのが難しくなることもあります。

少数精鋭のワインをじっくりと味わい、質の高いテイスティングを心がけましょう。



② 無計画なワイン購入

試験対策としてワインを購入する際は、計画性が重要です。

手当たり次第にワインを買い集めても、試験に必要な知識や技術は身につきません。

試験に出題されるワインの特徴や、よく出題される品種を理解し、それに基づいて選ぶことが求められます。

無駄な出費を避けるためにも、事前にリサーチを行い、目的を持ってワインを選ぶようにしましょう。



③ 我流のテイスティング

自分なりの方法でテイスティングを行うのは危険です。

特に、友人と楽しむ場での品種あてゲームは、試験対策には不向きです。

試験では標準的なテイスティング基準に基づいて評価されるため、我流の方法は避けるべきです。実際に試験で使われるマークシートを意識し、標準的な方法を学ぶことが重要です。



④ 高価なワインへのこだわり

高価なワインを試飲することが試験対策になるとは限りません。

試験で出題されるワインは、主に3000円程度の手頃な価格帯のものが多いです。

ヴィンテージワインや高級ワインは試験には出題されないため、それらにこだわる必要はありません。日常的に手に入る価格帯のワインで練習することが、合格への近道です。



⑤ 品種を当てることに固執

品種を当てることに固執するのは、試験の本質を見失う原因になります。

試験の目的は、ワインの特徴を理解し、適切な分析を行うことです。

品種を当てることに集中しすぎると、かえって他の重要な要素を見逃してしまうことがあります。品種はあくまで「ラッキー」ポイントと捉え、冷静にワインの特徴を分析することが重要です。

品種を当てることを意識すると、頭の中に浮かんでいる『ある品種』を脳内で再生し、本来はないはずの香りや味わいを脳内で感じ取ってしまうことがあります。



今から意識すべきポイント


質の重視

量より質を重視することが重要です。たくさんのワインを飲むことよりも、一つのワインを丁寧に分析し、その特徴を正確に捉えることが大切です。色、香り、味わいの各要素を詳細に観察し、正確な順序でテイスティングすることがポイントです。



試験形式を意識する

試験形式を意識した練習を行うことで、実際の試験でも落ち着いて対応することができます。特に、実際の試験に使われるマークシート形式の練習を行うことで、迅速かつ正確な回答ができるようになります。試験では限られた時間内に多くの情報を分析しなければならないため、日常的にこの形式に慣れておくことが重要です。




結果に一喜一憂しない

品種を当てることに固執せず、冷静に分析することが重要です。仮に品種が当たらなくても、それまでのテイスティングの過程があっていることが重要です。試験においては、正確な分析と論理的な思考が求められます。結果に一喜一憂せず、常に冷静でいることが重要です。



おわりに

ソムリエ試験を受ける皆さん、上記のポイントを意識して、効率的かつ効果的な試験対策をしてみるといいと思います。

このブログ記事が皆さんの試験対策に役立つことを願っています。質問や追加のアドバイスが必要な場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。試験に向けての準備を楽しみながら、合格を目指しましょう!




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